小学生の頃。
学校の帰り道。青空と遠い山を見ながら、鼻歌でふんふん歌ってた。
自作の様な何だか判らない様な歌を。
誰が聞く訳でもなく。
でも、自分の音楽を作りたいなと、何となく夢見てた。
中学生の頃。
TVの歌謡番組に夢中になった。
ちょうどシンガーソングライターの方がベストテン番組にたくさん出てた頃。
自分もそんな風になれたらなと、憧れてた。
高専生の頃。
ギターに憧れて中古を入手するも、コードすら押さえられず断念。
FMにかじりついて、音楽番組のエアチェックばかりしてた。
地元のリクエスト番組で常連と言われてラジオ出演した事も。
ちょうどYMOが流行ってた頃で、お金に余裕のあった友人が、PCと中古シンセを買ってたのが凄く羨ましかった。
部活で、BASICでプログラム組んで、自動作曲の真似事とかしてた。
社会人になってから。
音楽はなんとなく聞くだけだったかなー。
それでも、カラオケとかで歌うのは大好きだった。
今。
DAWとVOCALOIDに出会って、世界が変った。
ひたすらマウスで打ち込んでいく事でも、楽師と名乗れて。
動画サイトに投稿すれば、こんなド素人の曲でも誰かが聴いてくれる。
自分の中の音を表現する事が、とってもとっても楽しくて幸せ。
夢が現実になった、まさにそんな感じ。
子供の頃から夢見てた事。