えーっと、アコースティックな作風が好きなくせに、手弾きが一切できないしょぼい作者ですが、FL-Studio
の機能を駆使してベタ打ちを手弾き風にしてみようとがんばってます。
1)まずベタ打ち
最初はこんな状態です。
2)音符の強さ・タイミングの調整
"Piano roll - Quantizer"
元々は、ばらけて入力された音符を、拍子のジャストタイミングに合わせて自動で修正してくれる機能なのですが、FL-Studio
では、テンプレートというものが使えます。
この場合「16_backing 3」というテンプレートを使って、音符の頭の微妙なタイミングをずらしたりとか、強弱を付けたりとかしてます。
変化の付け方も調整できて、この場合強弱の変化を50%で掛けてます。
3)音符の強さのばらつき
"Piano roll - Randomizer"
ピアノロールの音符にランダムな変化を与えます。
この場合、±16%の範囲で強弱をランダムで付けてます。
4)個別の調整
"Piano roll - Level scaling"
選択した音符のパラメータに、同じ調整を掛けます。
この場合、赤く選択した音符の強さを、強弱関係を保って一律70%掛けに。
こんな感じで、1〜3でラフに調整した後は、ひたすら聴きこみつつ、4の個別調整を行なってます。
ここから先は非常に地味な作業ですが、1〜3があるおかげでかなり手間を省けてます。FL-Studio 万歳!